2014年2月12日水曜日

FM OSAKA LOVE FLAP「上野砂糖SWEET LIFE」2/12クイズのヒント

お砂糖に熱を加えるとどうなるの?
「溶ける?」「色が着く?」
確かに。でも今日はそれだけじゃなく、そんな特性を生かす方法のお話。
実は温度によって変化するのです。そう、お砂糖の七変化です。
・103度~105度→シラップ
アイス珈琲などに入れる方も多いですよね?
・107度~115度→フォンダン
これが冷めて固まるとドーナツとかケーキで大活躍
・115度~121度→キャラメル
冷めると固まりはするけど、柔らかいのが美味しいですね。
・140度→タフィー
この辺りから黄色く色づいてきます。キャンディーなどに使われるのです。
・145度→ドロップ
冷めるともろい、ガラス状。
・165度→べっこうあめ
冷めると固い飴状に。
・165度~180度→カラメルソース
いよいよ、茶褐色に香ばしい風味もついて
プリンなどにかけて美味しいですね。
・190度→カラメル
ここまで熱すると色も濃く、ソース、醤油、コーラなど食品の着色にも使われます。
※ちなみに「三温糖」
ここにも加えられています。だから色づいて風味があるのですね。
ただ、いまでも「三温糖」が上白糖、グラニュー糖よりサトウキビに近くって栄養化が高いと思われている方が多いのです。
むしろ製造されるのは上白糖やグラニュー糖より後ですよ。

もし、サトウキビの成分が生きたお砂糖でしたら
上野砂糖の焚黒糖(たきこくとう)、きび和糖などがおすすめ。
お砂糖を上手く活用して美味しいレシピをどうぞ。